処置室で一夜を明かし、吐き気も治まり、たぶんサチュレーションが上がったところで、受け持ち医の先生が、「循環器の先生に診てもらうからね」と超音波エコーの機械をガラガラと押して来た先生を招き入れました。
循環器の先生と受け持ち医の先生で私の心臓を調べて、ちょっと悪い状態みたいなことを言って、循環器の先生は「うーん、ラシックスですかね」とアドバイスを残してお帰りになりました。
ここでやっと、昨夜の苦しみの理由を教えてもらえ、誤嚥性肺炎ではなく、心不全からきた肺炎だったと説明を受けました。
もやもや病だと、細い血管で脳全体に血液を行き渡らせようと常に血圧が高い状態で、心臓が疲れて硬くなっているんだそうです。
そこに今回の手術後、血圧を下げて水分をたくさん点滴するという作戦を取ったため、血管にたくさん入ってきた水分を心臓が処理しきれず、肺の方に水分が浸み出して肺炎になったんだそうです。なにそれ怖いとしか。。。
え?じゃあ私、ずっと心不全だったんですかと聞くと、そうではなくて心臓の壁が硬いのだということでした。術後管理の作戦は悪く無かったけど、思ったより心臓が硬くて肺炎になってしまったということのようです。とにかく心不全で身体も浮腫んでいるし、循環器の先生のアドバイスに従って、すぐに利尿剤のラシックスの点滴が始まりました。
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