神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

処置室での一夜

前日からの続き

肺炎をおこしているっぽい私は、患者の様子と心電図やサチュレーションモニターがよく見える処置室に連れて行かれ、酸素投与を受けました。

身体を起こしていた方が良いとのことでベッド

の頭を上げて寄りかかるように座らされると正面に男性の看護師さんがいました。「お顔の割にご本人平気そうな人が来たぞ」と言っているのがバッチリ聞こえます。この看護師さんには以前の入院で何度もお世話になっていて、この時もお互い絶対会ったことあるけど名前が思い出せないって感じでした。たぶん彼の中で私は病状の割に平気そうにペラペラ喋るおばさんなんでしょう。点滴が痛いと騒ぐババアと思われていると思っていたのでちょっと嬉しい😂

酸素のチューブをつけてもらったらだいぶ楽にはなりましたが、吐き気が治らないので、じっと目を瞑って頭を動かさないようにしていました。

少しウトウトした後、別の看護師さんが静かに話しかけて来て、「随分落ちちゃうんですよね」と言います。「は?」「かなり酸素使ってるのにサチュレーションが70いくつまで落ちちゃうんですよ。酸素マスクにしていいですか?」と、鼻と口を覆うマスクに変更されました。

この頃には吐き気も治まってまさに「顔色の割に平気そうな人」になっていたので、「普通はサチュレーションは90後半あるんですよ。歌間さんは酸素を○リットル使ってるのに70後半までしか上がらないんです」という解説をふむふむと聞いて、「普通は酸素何リットル使うもんなんですか?」と言って「普通は酸素使いません!」と笑い合うまでになりました。

たしか酸素は8リットルと言っていたような気がするけど、記憶違いかも。若い看護師さん達が、4リットルからは加湿しなきゃいけないんだった!とか言いながら、キャッキャと機械にお水を入れていました。

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