神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

もやもや病でバイパス手術した時の話その4

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手術のために少し早めに入院したものの、脳神経に関する検査は、脳梗塞を起こして入院した時に全部終わっていたので、この時は麻酔科との面談と眼科の検査しかすることがありませんでした。

しかし手術前はみんな眼科で検査を受けるようで、眼科受診が、1日仕事どころではなく、一旦病棟に戻されて日を跨いでの順番待ちになりました。

さすがに翌日の午前中くらいには呼ばれるかと思っていたのにぜんっぜん呼ばれず、外来でいらしていた知らないご婦人と世間話やら病気の話やらで盛り上がってしまいました。

麻酔科は医師からアレルギー等の確認があり、全身麻酔の同意書に署名し、看護師さんから当日の流れを教えてもらいました。

何か質問はありますか?という時、手術が終わった後はどなたが面倒をみてくれるんですか?と聞くと、看護師さんがサッと険しい表情に変わって、「どうしてそれが気になるんですか?」と問い返してきたので、まずいこと聞いちゃったかなとドキドキしながら「せん妄っていうのになって暴言吐いたりしたら謝りたいと思って」と答えたら大笑いされました。

これは、当日麻酔をかける時にも別の看護師さんに半笑いで「せん妄とか、全然気にしなくて大丈夫ですからねー」と言われました。

けっこうまじめに心配してたんだけどな。。。

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こうして手術前日になったのですが、またしても脳外科の主治医とは会わず、手術の執刀医が誰なのか聞いていませんでした。手術前日には教授回診がありましたが、その時にも脳神経外科の部長先生から「明日はがんばりましょうね」と言われただけでした。

ちょくちょく様子を見にくる病棟医さんに聞いてみると、「某国立大学病院がチームで来るんですけど、着いたら挨拶に来ると思いますよ」との返事だったので、前日夜か当日朝には執刀医と会えるのかなと思っていたのですが、執刀医のみならず主治医にも会えずに手術室に向かうことになりました。

本当にここの脳外科なんなんでしょう?

もう手術から1年以上経ちましたが、結局誰が自分の頭を手術したのか知らずじまいです。