リハビリ病院は、本来慶のような先天性の障害は受け入れていないので、慶は摂食障害克服のためのST(言語療法)以外は受けられないはずなのですが、
小児科の先生がオーダーしてくれたようで、歩行訓練と作業療法、心理の時間が割り振られました。朝、看護師さんが「歌間さんは今日10時からPT(歩行訓練)、13時からOT(作業療法)でーす」という風に教えてくれるのでその時間に訓練室に行きます。
本当は要らないんだけど、対象外なんだけどーと言われつつ訓練や相談のオーダーが入っていて、一度受けると次から本来の対象者と同じようにルーティンに組み込まれるのは病院あるあるです。
特にPTは、歩ける子は対象外なので、二重に対象外でしたが、PT室で身体を使った遊びをたくさんさせてもらって、入院での筋力低下を防げました。
STは先生が2人いましたが、慶を担当してくれる先生の空き時間に診てもらっている感じで、先生がふらっと病室に話しに来てくれたり、正規の訓練時間を取ってくれたりで、1〜2日おきに先生に会って様子を見てもらっていました。
※写真はPTの先生に遊んでもらっているところ。慶は激しい動きが好きで、抱っこしてぐるぐる回ったり、身体を振り回してもらったり。PTの先生は若い男性だったので、力のいる遊びをたくさんしてくれました。