神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

摂食障害で母子入院 STの先生

慶が、小学生になっても、哺乳瓶からしか栄養も水分も摂れなかったので、リハビリ病院に入院させてもらって、離乳に向けての特訓をすることになりました。ここで特訓を指導してくれたのはST(言語聴覚士)の先生です。STは口の使い方全般に関わりますから、摂食についても守備範囲ですが、慶はまだ言葉が出ないので、STさんとは言語療法や聴力検査でしか関わったことがありませんでした。

この時慶は決まったブランドの哺乳瓶と飲み口に入った白っぽい飲み物しか口にしないという状態で、

いつもの哺乳瓶で水や果汁を飲ませようとしても、

いつもと違う物でいつものミルクを飲ませようとしても、

どちらも拒否していました。

 

f:id:utamarinco:20200815100342j:image

 

この哺乳瓶の指差している部分の色が黄緑・黄色・オレンジ以外はイヤ、本体部分に見慣れないミニーちゃんとか書いてあるのもイヤ、と放り投げてしまいます。

哺乳瓶の中身は、エンシュアリキッドやメイバランス、クリミールといった栄養剤が好きでしたが、ミルクココアやロイヤルミルクティー、バナナオレなどミルクっぽく見える市販のジュースも飲みました。

外出先で持参したミルクがなくなってしまった時には、自販機でこういうものを買って哺乳瓶に入れていました。