神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

摂食障害で入院 椅子は来なかったけど退院

リハビリ病院に入院してミキサー食を食べられるようになった慶。一時帰宅して家で食事をさせてみると、以前のようなスプーン拒否ではないけれど、落ち着いて座らずに遊び歩いてしまいます。これがまた離乳食拒否につながってしまうのではないかと心配だった私は、病院を通じてクッションチェアを買おうと発注してもらい、届くのを待っていましたが、1週間くらいで入荷するよと言われていたものが2週間しても届かなかったので、諦めて退院することにしました。
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作業療法の先生が、写真のようなテーブルと椅子なら手配できるかも…とカタログを見せてくれたりしましたが、これは、慶を抱きあげて、今座っているところに足先から入れないと座らせられず、慶が嫌がってジタバタすると、一人が慶の身体を持ち上げ、もう一人が足先を椅子と机の間に入れる、という2人がかりの作業になってしまいます。それにこの椅子、とても重くて、後ろにひっくり返らない安定性は良いのですが、食べこぼしを掃除したりするにも移動が大変です。(そしてこれも何万円もしました)

家の環境は整えられなかったけど、とにかく帰ろうという時、支援級の担任の先生が、慶が学校で使い慣れている椅子を持って帰って下さいと貸してくれることになりました。

f:id:utamarinco:20200827184954j:imageこの椅子です。

学校で座り慣れていて、この椅子に座ったら大人しくするもの、という習慣がついていたので、これに座らせて前にテーブルを置くとだいぶ大人しくしてくれて、退院した途端またスプーンから逃げ回るという事態は回避できました。

支援級の担任の先生が言うには、市から子供一人一人に教材や備品を揃える予算が付くけれど、慶は普通の子と同じ教材はつかわないから、その分をこの椅子に回して買ったもので、返却不要とのことでしたが、

ありがたく退院後しばらく家で使わせてもらって、学校で給食の時間に支援級の皆さんと一緒にご飯を食べるようになった時にまた学校に持って行って学校で使いました。

 

私は慶に舐められているので、きちんと座らせられない問題はかなり深刻で、2カ月の山籠りが水の泡になるピンチだったのですが、支援級の先生にまた救われました。本当に感謝です。