神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

もやもや病ってなんぞ?2回目

大学病院の脳神経外科にはちょうどもやもや病の研究をしている先生がいて、その方が主治医になりました。

もやもや病はざっくり言うと、脳の中の大事な血管がだんだん細くなって血流が足りなくなり、毛細血管が発達してなんとか血流を確保している状態です。バイパス手術で血流を増やす事はできますが、血管が細くなっていく事は止められないので、いずれ脳梗塞脳出血を起こしてしまいます。

毛細血管の画像が煙のようにモヤモヤしているからと言う理由でこの名前になったそうです。深刻な病状に不似合いな病名のおかげで自分がいかに大変な病気か力説する羽目になる事もしばしばで、この名前を付けた鈴木二郎先生には猛省を促したい…(ご存命でも90代ですが)

他の脳外科の先生や神経内科の先生には言われたことはありませんが、この時の主治医によると、脳の血管をはじめ、全身の血管が細くなり、特に腎臓は悪くなりやすい、とのことでした。

私は子供の頃、歌を歌った時や、水泳で頑張って泳いだ時、泣いた時などに手足が脱力してしまうことがありましたが、周りの大人が誰も心配しないので、みんなこんなもんなんだと思っていました。

血管が細いので、初めて血圧測定をした中学生の時から血圧高めと言われてきました。妊娠中は妊娠高血圧と診断されて入院しましたが、降圧剤を飲むと食事を摂ることもできないほど眠くて怠くなるので、薬を減らして血圧が下がりすぎないように管理しました。