神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

デモデモダッテちゃん

慶の乳幼児健診は憂鬱な場でした。我が子と同じ月齢の健常児達の眩しいほどの成長ぶり。

これはまあ、慶は染色体レベルで違うので落ち込んだりはしませんが、保健師さんとの相談が、完全に健常児基準なので参ってしまいます。

その健診の対象年齢でできているべきことが全然できていないのに保健師さんの相談をスルーするわけにもいかず、大学病院や児童相談所とはつながっているから相談する所には困っていないけど現時点でこういうことはできません、と申告します。

例えば1歳半の健診では自分でコップから水分を飲めるかという項目がありますが、当然できないのでそのように伝えると

保健師さん「お母さんが飲んで見せてあげてはどうですか?赤ちゃんはお母さんの真似っこが大好きですから(笑顔)」

私「模倣なんてしたことないですが、やってくれればいいんですけどねえ…」

というお互い、なんかごめん、みたいな雰囲気になることが多くて疲れました。

特に離乳食拒否については、もういろんなところに相談して、素人がその場で思いつくようなことはやり尽くしていたので、あれはどう?→やってみたけどこうこうこうなっちゃってダメでした、これはどう?→こういう理由でできません、みたいに、私たち親子の事を思って考えてくれたアドバイスを片っ端から否定していくことになり、まるで5ちゃんねるでなんだかんだ言って行動を起こそうとせず嫌われる「デモデモダッテちゃん」になったようで、心を削られていく思いでした。