神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

意外とロマンティックな医療者の方々

f:id:utamarinco:20200725170931p:imageこのあと書いていこうと思いますが、慶は、離乳食を受け付けず、ずーっとミルクを飲んで生きていました。普通は大人と同じものを食べる年齢になっても、0歳から使っている母乳実感」の哺乳瓶からしか栄養も水分も摂れません。哺乳瓶の中身も白いミルクでなければ見た瞬間に放り投げてしまいます。こういうこだわりから、自閉症が強く疑われるわけですが、それはまた別の機会に書くとして、

その相談の為摂食相談をしている歯医者さんとお話ししたら、「私の師匠は、この子たちは心が真っ白だから白いものが好きなんだと言ってましたよー」と言われたことがあります。障害者に多く接する仕事をしていると、きれいごとだけでは済まない部分もたくさん見ると思いますが、心が真っ白で綺麗なのはそのお師匠さんだろ、と思いました。

 

大学病院では、看護師さんに「慶ちゃんはわがままなことひとつも言わなくてかわいい!」検査技師の女性の方には「おとなしいしかわいいし、欲しい!」と言われたことがあります。生きてるだけで精一杯だから泣かなかっただけなんですけどね。病気のお子さんをたくさん見る仕事の方って、もっとドライで親に余計なことを言わないのかと思ってましたが、純粋で子供好きな方も心を折らずにベテランになるまで働いていたりします。