神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

慶、救急搬送される

今日は、慶が学校で失神して救急搬送されました。

入院もせず、無事に帰ってきています。

慶は昨夜眠らなかったのか、朝6時30分には自傷する音が聞こえていました。

眠くて頭を打っている時に私が動き回ると

イライラして自傷が酷くなるので、静かになるまで待ってから様子を見に行きました。

すると、7時頃には熟睡していました。

私は夫に、今寝たばかりだから遅刻させた方が良いかも…と伝えて、慌ててカナメのお弁当を詰めました。

私のせいでお弁当と水筒の準備が遅くなってしまい、カナメは夫の車でギリギリ学校に滑り込んだそうです。

カナメを送り届けた夫が帰って来て

慶を起こしてパンを食べさせ、学校に連れていこうとすると、慶は嫌がった声を出しました。

それでも、いつものように玄関で靴を履く時に「学校頑張ってね」と声をかけて撫でると、気持ちを切り替えて出かけていきました。

そして、学校に着いて車を降り、先生と顔を合わせたところでいきなり失神して救急車を呼んだそうです。

唇が青くなって、spo2も下がってしまい、夫はとても心配したようです。

搬送されたかかりつけの大学病院で、心電図と血中酸素飽和度のモニターを付け、血液検査も受けて、後日脳波検査を受けることになって帰って来ました。

寝不足からの迷走神経反射かなという感じで、ここまでなら、夫、大変だったね!と思います。。。

が、脳波検査も急がなくて良いし、普通に帰って大丈夫と言われて、

夫は徒歩と電車で学校まで帰ろうとして、

途中で慶が座り込み、

声をかけてくれた見ず知らずの女性の車に乗せてもらったそうです。。。

大学病院から最寄り駅までと、降りた駅から学校までで、大人でも1時間弱歩くかなというところです。

駅に着いても電車に乗るまで券売機やら改札やら難関があるので、慶が元気な時でも付き添い1人でチャレンジするのは無謀だと思います。

救急車に乗って移動したため、夫の車が学校に置きっぱなしになってしまったので、帰りの足がなくてやったことですが、

普通、大学病院のタクシー乗り場からタクシーで帰ると思うんです。。。倒れたばかりの慶を暑い中連れ回しやがって!

持ち合わせがなかったのか知りませんが、

「ちょっと慶まると電車に乗りたくなっちゃって」と言っていました。

大学病院を離れてしまい、電車で降りる駅もミスって、タクシーに乗りたくても乗れなくなってしまい、けっこう大変だったと思います。

夫は自業自得ですが慶が可愛そうですから

親切な方に助けて貰えて本当に良かったです。

夫にその話を聞いて呆れつつ、

慶に「慶くん、いっぱい歩いたの?大変だったね。」と声をかけると、

「ほんと、それな!」って顔をしてました。

公園のベンチでドーナツを食べたと言うので、

「お父さんとドーナツ食べたの?」と聞いても、真顔でツーンとしています。

慶、受難の日でしたね。

お昼ご飯を食べ損ねたという慶は、夕飯をたくさん食べて、私に甘えるとぐっすり眠りました。

暑い日に外出すると夜吐くことがあるのですが、今ちょっと変な咳が出ているのが心配です。

 

最後までお読み下さりありがとうございます明日もお会いできたら嬉しいです。