神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

慶を叩いてしまった(排泄の話です)

最低です。叩いてしまいました。

強烈な排泄物関係のお話です。

ご注意ください!

 

今日、慶は浣腸するはずの日でした。

浣腸は夫が担当しています。

浣腸して排便が終わったら、ウォシュレットをしてお風呂に入ることになっています。

いつもは18時頃に浣腸するんですが、

今日はカナメの塾の関係で、22時頃にする予定でした。

それでも夫は18時頃からお風呂を沸かして、温めるために浣腸容器を湯船に浮かべていました。

そしてそのままカナメを塾に送って行って、カナメの帰宅時間まで帰らないつもりのようでした。

その間、お湯が冷めたら自動で追焚きがかかるので苦々しく思ったけど、もう沸いていたのでとりあえずそのままで。

カナメと夫が出ていった後

私は2階、慶は、1階に別れて

お互い好きなことをしてくつろいでいたはずでした。

30分くらいして慶の様子を見に行ったら、部屋にいません。よく見るとお風呂の戸が開いていて、慶が入っているのが見えました。

近づいてみると服を着たまま湯船に浸かっていました。

お歌絵本もお湯につけてしまっています。

 

カナメを送るだけならそんなにかからないので、

夫に電話して留守電に

「慶くんが服を着たままお風呂に入っちゃってる」

と入れて、洋服を脱がせにそばまで行ったら、

湯船の中でうんちをしてしまっていることが判明。

しかも温めていた浣腸を口に入れてチュウチュウ吸っています。

グリセリンが甘くて美味しかったんだと思います。

それを取り上げたら、今度はうんちに興味を示して、手に持ってしまいそうだったので、慌てて浣腸を慶に返して、湯船のお湯を抜きました。

慶が自分で抜けないようにしてあるので、湯船に手を突っ込まないと栓が抜けないのですが、気にしてる場合じゃないのでうんち風呂に手を入れて栓を抜きました。

しかし今度は、うんちが排水溝の蓋のようになってなかなかお湯が抜けません。

いらない割り箸でつついてお湯が抜ける隙間を作り、

シャワーを出して、慶に洗い場に上がってくるように言いますが全然ダメ。

洗い場側から慶を持ち上げて出そうとしても

体が濡れて滑るし、のけ反って出てきません。

ふぇぇ。

仕方なくうんちが浮いている湯船に自分も入って、そちら側から出そうと持ち上げたり手を引っ張ったり、シャワーを当てて追い出そうとしたり色々やっているうちに、ついに慶がうんちを触って口に持っていきそうになったので、ペちんと頬を叩いてしまいました。

しかも。叩いたら抵抗がおさまりました。

ああ、この子、私が怒って叩いたことがわかっちゃったんだなあ。。。

叱るのとは違うもんなあ。

と罪悪感に苛まれましたが、大人しくなったところで洗い場に出して、シャワーを当てて体を流します。

浴槽のうんちを拾ってトイレに流すのも1度には出来ないので、うんちが残っているノーガードの浴槽のそばに慶がいる状態です。

戻りたそうに浴槽を見ている慶に「ダメだよ」と何度も声をかけながら、なんとかブツだけは片付けて、洗剤で掃除して、もう一度湯船にお湯を溜めて慶を遊ばせてあげました。

慶の気が済んだら頭と体を洗ってやらなければいけないので、時々様子を見に行っていると慶が私の両手を引きます。よく意味は分からなかったけど、一緒に入ろうと誘っているのかと思ったので、一緒にお湯に浸かりました。

それまで裸で右往左往していたので、温かいお湯に浸かってほっとしました。

慶はまた私の手を握って来たので、私も握り返して、謝りながら慶の両頬を撫でました。

触らせてくれないかと思ったけど、微妙な表情で受け入れてくれました。

慶を洗って、2人で部屋に戻ると、今度は先程うんち風呂に浸してしまったお歌絵本を探し回って号泣します。

あれは慶くんがお風呂に入れちゃったから壊れちゃったんだよ、新しいのを買ってあげるけど、届くのは明日だよ。

Amazonの画面を見せながらぼポチったら納得はして泣き止んだけど、おもちゃが一つ減ったのは不満な様子。

21時になってしまい、近所の本屋さんは閉まっているので、塾が終わったカナメに、まだやっている本屋さんがあったらお父さんと行って、お歌絵本を買ってきてと頼み、カナメが23時までやっているお店を見つけて無事に買ってきてくれました。

2つ買ってきてくれたので、慶は都合3つのおもちゃをゲットです。

慶は私を許してくれて笑っていたけど、知的障害児を叩くとか、自分自身にうんざりです。

 

最後までお読み下さりありがとうございます明日もお会いできたら嬉しいです。