昨日、3月7日のことです。
全く進まない義父さんの遺産相続の件で
弁護士さんの無料相談に行ってきました。
状況は、
義父さんが亡くなったのが8年前
公正証書遺言あり
内容は夫の取り分が一番多く
次に夫の兄弟
義母さんは住んでいた自宅のみという感じでした。
相続人の代表は夫です。
遺産のほとんどが有価証券だったので、時価が分からず、夫と兄弟がお互いの相続分を見せ合う事になったらしいのですが、
お互いグズグズとして。。。
兄弟は手続きは全部夫がやると言ったじゃないか!お前が遅いせいで買いたかったマンションが買えなかった!みたいに憤慨。
揉めている間に相続税が滞納になったので、遺言書通り相続した前提で延滞金を含めてそれぞれ納税しました。
公正証書の立会人は知り合いでしたが、兄弟がイカれた手紙を送ったため呆れて離任してしまいました。
その後、
兄弟と義母さん連名で遺留分の請求が来たので、
兄弟を代表にして、義母さん半分、子供2人が4分の1ずつで分割をすることに全員合意。
兄弟が作ってきた書面に判も押しました。
これが6~7年前。
この時は兄弟が
義母さんを自宅に引き取って面倒を見ていたので、夫の分を減らして義母さんの分を増やすのに全く不満はありませんでした。
兄弟の取り分は遺言書通りの方が多かったはずですし、義母さんの財産を増やすと、義母さんが亡くなった時にまた相続税がかかるので、
兄弟は、夫に義母さんを任せるより、義母さん自身のお金を増やしたかったのでしょう。
義母さんの財産には夫は関わっていないので、兄弟が管理していたようです。
そしてそのまま兄弟から音沙汰がありません。
時々罵詈雑言のショートメールが届いたりしましたが、やがてそれもなくなり、
ある日突然、兄弟の家にいるはずの義母さんが施設に入れられていることを知った…と。そして現在に続きます。
遺言書は公正証書なので公証役場にありますが、その後3人で合意した分割協議書は夫が紛失して正確な内容は分かりません。
これを弁護士さんに相談しました。
正式な遺言書の方が分割協議書より「強い」ので、弁護士さんを代理に立てて遺言書通りに相続をして、兄弟の分を供託しておくのが一番早いと提案されました。
夫が義母さんの成年後見人になる手続きも早くしたいけれど、遺産分割と後見人を同時にやることは義母さんの権利が侵害される恐れがあるからできないそうで
夫が後見するなら先に遺産を片付けた方が良いみたいです。
第三者に後見を頼んでも良いですけど、お金がかかりますからね。。。
好ましくないけれど、今の状況だと義母さんの預金から義母さんのためだけのお金を使って、きちんと領収書を取っておくしかないとの事です。
弁護士さんに依頼した場合の報酬は、裁判所が決めるので、費用がいくらかかるのか見積もりは貰えず、期間も年単位でかかるそうです。
兄弟が音信不通なので、あちらから何もアクションがなければ、最短で1年ほど。
中途半端に協力する姿勢を見せてまた連絡が取れないみたいなことになると、どんだけかかるか分からないと。
ため息しか出ませんね。。。
とりあえず、相続人であれば、有価証券の時価総額を調べることはできるそうなので、義父さんが遺したものを全部夫が調べて、遺言書も取り寄せてから
もう一度来てくれ、ということで相談終了になりました。
事務所が駅近の都会だったので、夫の車ではなく電車で行ったのですが、出かける段になって、私が車に乗り込もうとしたところで「え?電車じゃねえの?」と。。。
この連携の悪さ笑
8時間運転してでも電車に乗らない人がまさか今回だけ電車を使うとは思っていなかったので歩く気ゼロの服装…慌てて、スーツにスリッポンみたいな妙な格好で出かけました。
夫は久しぶりの電車と都会の迷路で頭が疲れたのか、弁護士さんと話すので緊張したのか、「ええと、あれ何だっけ?言葉が出てこない」を連呼して、兄弟の愚痴とか義母さんの財産の話などもしていたので、よその家のお金のことですが、私がグイグイ質問して
だいたいこれからどうするか把握してきました。
まあ、1時間あったので雑談も入れてちょうど良いくらいでしたけどね。
夫は電車の中では楽しそうでした。それは良かったかな笑
最後までお読み下さりありがとうございます明日もお会いできたら嬉しいです