昨日のことですが、慶の小児科の通院日で大学病院に行きました。
小児科の先生には慶が0歳の時からお世話になっています。
この先生が慶の自傷行為とダウン症の青年期鬱や若年性アルツハイマーを心配して精神科受診を勧めてくれ、同じ大学病院の精神科に通うことになりました。
精神科では小児精神科の先生が担当してくれ薬の調整をしていましたが、コロナ禍の生活様式が慶に合っていたようで自傷が減ったため、予約が切れないように顔だけ見せに行っていました。
小児精神科の先生は大変貴重な存在で、急なキャンセルをしたりすると次の予約が取れなくなってしまうんです。
私が痙攣で入院した日がちょうど小児精神科の予約日で、私が自分の内科の診察のついでに行くことにしていたので、内科の処置室で痙攣しながら精神科に電話して事情を説明したほどです。
精神科の看護師さん、「今、この病院の内科の処置室で入院手続き中なんですか!?」とやむを得ないキャンセルとして記録を残しておいてくれました。
先日、その貴重な先生が不慮の事故で急逝なさってしまい、予約が入っていた患者全員ほかの先生の診察を受けることになり、慶も小児の経験はないという先生の診察を受けました。
小児ばかりでなく、ダウン症の患者も診たことがないようで、鬱は30代、アルツハイマーは60代まで心配ないですよ、と言われてしまい、次回の予約だけ入れて帰りました。
小児科の先生に勧められて通院していたから、一応そのことを報告して、「今回は急なことだったし、落ち着いたらもう少し慶に合った先生に変更になるんじゃないかと思っています」と話しました。
先生は「それは本当にこれまで全く小児を診たことがない先生だね。ちょっとこちらからもフォロー入れてみる。(ダウン症の精神疾患は)小児では有名なことだもん」と言っていました。
慶以外にも精神科と小児科両方にかかっているお子さんはたくさんいるだろうから、両科で早めに連携を取ってもらえるとありがたいです。
しかし。。。また会えると思っていた人にいきなり二度と会えなくなるというのはとても寂しいものですね。精神科の先生のご冥福をお祈りします。