神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

牛乳、ぺっ!

先日の話ですが、慶がリビングと台所を仕切るゲートに張り付いて台所の方に「牛乳飲みたい」アピールをしてきたので、小さなコップに1杯分飲ませました。「これでおしまい」とコップを下げても大丈夫だったので、台所に戻って洗い物などを始めたところで、またゲートにピッタリくっついて欲しそうにします。洗い物の洗剤が手についているから面倒で、カナメに「慶くんに牛乳あげてくれない?」と頼んでやってもらいました。気に入らないと拒否して飲まないから、カナメが差し出したコップに口を付けてくれた時は安心したのに、すぐさま口に入れた牛乳を床にぺっ!と吐き出しました。

カナメの背中越しに「何やってるの!飲まないなら口に入れないの!」と叱りつけたら、まずカナメがビクッとしたので、「ごめんカナちゃんじゃなくて慶くんに言ったの」と謝り、再度「慶くん!ダメでしょ!ぺっ!はダメよ!」と叱りました。普段慶を叱ることなど無いから、大きな声を出した時にカナメとビクッとしたのにはちょっと笑いました😅

慶にも普段は「~しちゃダメ」という言い方はしないようにしているのですが、この時は他の言い回しを思いつかず、普通に言ってしまいました。

慶のような知的障害児や、言葉を覚えたての小さな子に「〜しない」と言うと「〜」の方に意識が行くから避けた方が良いと聞いたので、カナメの小さな頃にも、現在の慶にも「立っちゃダメ」ではなく「座っていなさい」と言うようにしていたんですが。。。

慶も叱られてフリーズしてたし、牛乳を吐き出して叱られたのはわかったかなあ。

牛乳を水拭きすると臭くなりそうだからアルコールを吹き付けて床を拭いている時カナメの視線を感じたので「ご苦労なことだな!」って思ってる?と聞いたら「図星だぜ!」という顔で笑われました。

結局、慶が牛乳を吐き出した理由は、私が手を抜いたのが気に入らなかったのか、他のことだったのか分からず終いでした。

汚れたのが床だけだったから良かったけど、もうやめて欲しいなあ。

最後までお読み下さりありがとうございます。明日もお会いできたら嬉しいです。