最近の慶はかなりこちらの言っていることをわかって、オムツ替えの時の「こっちの足を上げて」とか、食事中の「もぐもぐゴックンだよ」とかはほぼ確実にできるようになりました。
でも、これらは、言っていることがよく分からなくても雰囲気で察知できることです。特に「もぐもぐゴックン」は、時々噛むことを忘れて笑ったりぼーっとしている時にかける言葉なので、言葉自体を理解しているかは分かりません。
ですが、昨日は慶がテレビのリモコンを握ってトランポリンで遊んでいる時にカナメが「慶くん、リモコン持ってるならテレビ点けてよ」と言ったんです。
「ん?」と言う感じで私とカナメの方を見たので私達が口々にテレビ点けて」と言うと、手に持ったリモコンの電源ボタンを押してくれました。
押してもテレビが点かなかったら、テレビのそばの台の上にリモコンを置いてちゃんとテレビの方に向けてボタンを押しました。
それでもテレビが点かないのを見たカナメは、台所のゲートの中まで走っていって使えるリモコンを取ると、慶に持たせてあげました。
電源が入らないと思ったら、その前に慶が投げたり落としたりして電池が外れちゃってたんですね😅
そこで慶も私達の頼みを忘れず電源ボタンを押してくれたので、カナメと私は「きゃー!慶くんありがとう!」と歓声を上げました。
全力で褒めたのに思ったより慶の反応は薄かったけど、私は一連の出来事が嬉しくて仕方ありません。
慶も成長したし、
リモコンがある所まで走ったなら自分でボタンを押してしまえば早かったのに慶に渡して くれたカナメが本当にいい子。
こちらでキャッキャウフフしているから台所で洗い物をしている夫にも「お父さん聞こえてた?」と声をかけました。
「ああ。テレビ点けたんだろ」
「すごいと思わない?」
「そうか?慶まるのほうが『何当たり前のことで騒いでんだ』って顔してるぞ?」
私「はあ?仲間外れは良くないと思ってわざわざ声掛けたのにどうしてそうやってノリが悪いの?」
カナメ「そうだよ!?ノリが悪いよ?」
夫(苦笑い)
慶(我関せず)
慶くん大好きな母娘が2人だけで盛り上がった金曜の夜でした。
でも、夫の言う通り、慶も自分で褒められるようなことじゃないと思うことを褒められても喜ばないのかもしれませんね。そういう事もちゃんとわかっているんだな。
最後までお読み下さりありがとうございます。明日もお会いできたら嬉しいです。