神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

あぉぉーん!

最近慶の発声のバリエーションが増えて、よく「あぉぉーん!」と犬の遠吠えのような声を出すようになりました。

私は、慶が声を出した時はなるべく同じような声を出して真似をしています。例えば、慶が「ぶー」と言っていたら「ぶー だね。」という風に話しかけています。10年以上前に読んだ本に、子供の喃語を真似て聞かせると自分がどんな音を出しているか確認できて良いと書いてあったので、ずーっとやっています。

ちなみにその本には、子供が間違った発音をしたり言い間違いをしても言い直しはさせず、大人が正しい発音を聞かせてあげるのが良いとも書いてありました。例えば子供が牛乳の事を「にゅーにゅー」と言ったら、「うん、ぎゅうにゅう飲みたいの?」のようにさりげなく正しい言い方を聞かせるのが良いと書いてありました。

確かに間違いを指摘されて言い直しさせられたらやる気を無くしそうだから、カナメにも実践して、小学校高学年までは間違いをピシッと指摘するのは避けていました。

これは良かったのか悪かったのか……昨日も「助六寿司」を「ろくすけ」と言うのでなんのことかわからず話が通じるまで時間がかかってしまいました。「ろくすけがある!誰の?」「はあ?ろくすけ?」「あ!違った助六!」という具合ですが、「ろくすけ」と言われた時に私の頭の中では音楽のロック、岩のロック、永六輔福助、等々が連想されて駆け巡るのでカナメと話すと疲れます。あまりことば数が多いとキャパオーバーして「ちょっと黙ってらんないの?笑」となるんですけど、これはもうしょっちゅう言っているので、言われたカナメも笑っています。昨日は「すけろくでしょ!?」「あ、そうそう、それそれ!」みたいな感じで会話終了しました。

3年生くらいには間違いを指摘するとクレヨンしんちゃんの真似をして「そうとも言う」と言うようになったから、今は突っ込み入れまくりです。

で、慶の「あぉぉーん!」ですが、私は慶が初めて吠えた時から嬉々として真似をしていて、カナメに遠吠えしてる人達がいる!などと言われていました。

「慶くんとお母さんは同じ種族だから!」と言っていたら、カナメも慶に合わせて吠えるようになりました🤣

今、慶が一階で吠えたので、カナメが二階から遠吠えで返事をして、それにまた慶の声が答えて会話のようになっていました。

夫は「慶まる最近奇声を上げるようになっちゃったな。」と言っていましたが……私はひっそり「君とは種族が違うのだよ!!」と思っています。

最後までお読み下さりありがとうございます。明日もお会いできたら嬉しいです。