私は慶を人に預けるのが嫌いです。
慶も預かっている人も困らないように準備万端整えるより、自分で面倒みた方が楽だし、預け先との相性が悪いと、慶の自傷がひどくなるからです。
自傷がひどいと、慶が傷付くのはもちろんですが、家の物が壊れたり、頭を打ちつける音で眠れなかったり、家族も大変です。
時々窓に頭を打ちつける事もあって、
これはご近所に音が響いて迷惑なので場所を変えさせるのですが、慶も意固地になって窓に執着したりします。(窓は防音のものすごく厚いガラスなので人間の頭突きでは割れないと思います)
そんな訳で、小学校入学後も、放課後デイサービスはほとんど使いませんでした。
低学年の頃は慶も体力がなく、学校だけで疲れてしまうので、
２歳の頃から通っている療育園のデイサービスに月に１度だけ顔を出していました。
これは保護者が送迎するので、放課後預かってもらうというより、学校プラスアルファの療育に連れて行っているような感じです。
しかし、学校の「相談担当」の人や児童相談所の人に、顔を合わせる度にレスパイト、レスパイトと勧められるので、療育園の先生に良い施設を厳選してもらって、太鼓判を押してくれた所に、慶も連れて見学に行ってみました。
療育園の頃から同じクラスだった子や、学校で顔見知りの子がいるようで、慶は最初からよく馴染み、自傷は出ませんでした。
ここは、下校時刻に施設の車で学校まで迎えに行き、17時まで施設で過ごした後自宅まで送ってきてくれる所で、
利用すると下校時スクールバスのバス停に迎えに行かなくて良いのが助かります。
毎日送迎している夫の負担が減るので、今は限度いっぱいの月１５日利用しています。
負担が減るといってもスクールバスのバス停は歩いて行ける場所なので、バスの時間を気にせずのんびりできるというだけですが…。
学校の相談担当の人は、こちらが慶とお互い快適に暮らすために知恵を絞っているのに、やたらと丸投げする施設を紹介してくるので苦手です。。。しかも施設の電話番号を教えてくるだけで、自分でアポ取って行けって言うし。
私が脳梗塞を起こした時、長期で預ける話が出たのですが、「あまり便の悪い場所だと会いにいくのが大変だから…」と渋ると
「別に会いにいく必要ないんですよ？」とか言ってて、親が子供を恋しく思う気持ちとかピンと来ないみたいで、いつも話が噛み合わない。。。
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