神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

3歳からの療育

3歳からは幼稚園の代わりに療育に通いました。希望すれば週4日まで通えたのですが、

やはり身体が弱い慶の事、欲張って入れても欠席が増えるだけですから、週2日にしておきました。連れて行く私も出かけた次の日はグッタリ寝ているような虚弱おばさんなので、これが限界でした。

慶は身体障害者手帳は持っていませんが、3歳でもまだ歩いておらず、食事はミルクのみ、低緊張で筋力も弱いので、肢体不自由児のクラスに入れられました。

きょうだい児用の保育もあったので、カナメが幼稚園に入るまでは一緒に連れて行っていました。最初は慶と一緒に療育に参加していましたが、学年が上がると母子分離の時間ができるので、朝の会に参加した後はカナメと一緒に公園に行ったり近くのお店でランチしたりして時間を潰し、帰りの会に戻ってきて、先生から今日やったことの報告を聞いて帰ります。療育の内容は普通の幼稚園と変わらず、歌を歌ったり、先生が紙芝居を読んでくれたり、図工で何か作ったり、プールや遠足もありました。そういったことをする時に家庭だけではできない経験を積ませ、それぞれの子が苦手なことを克服できるように先生方が考えてくれていました。肢体不自由児クラスの子は定期的にPT(マッサージや歩行訓練)が受けられ、全クラスで音楽療法と心理の時間がありました。