我が家は、慶が、アンパンマンのDVDをかけながら、まだお歌絵本も鳴らすという生活環境ですので、静寂こそ至高、歌とかかけてもゆっくり聞けない!と歌自体滅多に聴かないのですが、
今日、久々に買ったCDが届きました。
カナメが欲しがっていた米津玄師さんのSTRAYSHEEP
慶にCDラジカセを壊され、パソコンも使ってなさすぎて立ち上がらないので、再生機器も買っちゃいました。
カナメと2人で開封して、カナメは「馬と鹿」とか「感電」とか言ってるけど、お母さんの強権発動で「優しい人」へまっしぐら。
良い歌でした、「優しい人」。人前で聞いたら泣いちゃいそうでやばい。
慶が小さい頃は、慶と2人、静かな湖の底からキラキラした水面を見上げて、あの「水面」ていうのを超えると社会ってもんがあるらしいけど、いいよね、ここの方が穏やかだし、あっちは眩しいし。と、じっとしていたつもりだったけれど、療育だ、学校だと年を重ねるうちにいつの間にか水面に手の届くところまで浮かんで来たみたいです。慶ももう6年生。
ババ抜きにあぶれたり、まさかのジジを引くこともあるかもしれないけど、たぶん湖の底よりはあったかいよね。
そこには、優しい人も、優しくなりたい人もいるんだから。