神様からの預かりもの

神様から人生の宝物を預かり中。ダウン症と自閉症を併せ持つ息子と心優しい娘の育児記です

コロナ禍で慶の自傷がなくなった話

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慶はとにかく自分の頭を打ちます。

退屈な時に拳でコンコンと打つこともあれば、

眠いのに眠れず、床や壁に何時間もぶつけていることもあり、

お風呂に入りたいのにダメよと言われて、お風呂場の戸に延々と頭突きをすることもあります。

お風呂に入りたい時には、入れてあげれば収まる場合もありますが、お風呂場で壁に頭を打ちつけ始めることもあり、

そうすると隣のお宅にかなり響いてしまうので、迷惑になる時間には、ダメよという他ありません。

この、本人の体も心配なら、ご近所迷惑にもなってしまう自傷

コロナ禍で学校が休みになり、家に引きこもっていたら、完全に無くなりました。

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子供達が退屈して少しは外に出るかと思いきや、2人が平気すぎるので、

ビタミンD補給のため、数日に1回私が声掛けして、近くの公園のブランコに乗せて、日光浴させていました。

声を掛けるまで公園行きたいって言わないし、ストレスでイライラするようなことも無く、

傷や痣が絶えなかった慶の顔は元の色白の綺麗な肌に戻りました。f:id:utamarinco:20201016000200j:image

小児科の主治医の先生は、綺麗になった慶の顔を見て

「学校に行かない事でこんなに収まるなら、学校での活動を慶くんだけの個別にしてもらうとか、何か考えないといけないかもね」と言っていました。

これは、言われた瞬間たぶんできなきだろうなと思ったけど、主治医の意見なので、一応学校に打診してみましたが、やはりダメでした。

ボランティアに慶を任せるなんてことはできないし、正規の教員をマンツーマンでつける余裕もあるわけないし、無理ですね。

知的障害部門より活動内容がゆったりしていると思われる肢体不自由部門に混ぜてもらうことはできないかも聞いてみましたが、コロナで交流していないとのことでしたし、肢体の方はコロナ前から登校した児童が学年で1人しかないなんて日がざらにあるような寂しい状況で、コロナが無くても交流は難しそうでした。

学校が始まって、またあのガンガンゴンゴンも始まったらどうしようかと思っていましたが、

密を避ける活動内容が慶の好みに合っていたようで、寝不足で登校した数回、手の甲から流血して帰って来ただけで、それ以外は学校でも家でも穏やかに過ごせています。

そのうち担任の先生との面談の時にでも、慶の自傷に繋がる活動はなんだったのか、検討してみたいと思います。

 

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